温かい飲み物が飲みたいときなど、すぐにお湯を注げて大活躍な電気ポット。
- 電気ポットはどのくらいの頻度で洗ったらいいの?
- ついつい後回しにしてしまって洗浄できていない
電気ポットは1~3ヶ月に1度は洗浄するのがおすすめです!
私も洗浄方法が分からずそのまま使っていましたが、ある日電気ポットの中を見ると白い汚れが!
お湯を沸かすだけで、一見汚れていないように見える電気ポットも長年使い続けると汚れが溜まってしまうんです。
- 電気ポットの洗浄頻度や汚れの原因
- 内側の汚れを簡単に落とす方法
- 外側のベタベタ汚れを落とす方法
ついつい後回しにしてしまいがちな電気ポットの洗浄頻度や方法を解説していきます。
電気ポットを洗浄する頻度は1~3ヶ月に1回!
一般的に電気ポットは1~3ヶ月の頻度での洗浄がオススメです。
お湯を沸かすだけだからそんなに汚れないんじゃないの?
私もお湯を沸かすだけでそんなに汚れないと思っていましたが、何気なく電気ポットの中を見てみると白い汚れが!
お湯を沸かすだけでも洗浄せずに使い続けると電気ポットは結構汚れが溜まってしまうんです。
また、汚れは溜まってしまうと落ちにくくなってしまうので、汚れが溜まる前に洗浄しちゃいましょう。
気持ちよく使うための洗浄頻度は
毎日電気ポットを使う場合は1ヶ月に一回の洗浄がオススメです。
毎日使わない場合でも汚れは溜まってしまうので3ヶ月に一回程度は洗浄するのがいいですよ。
洗浄しないと電気ポット内に雑菌が増殖して不衛生になってしまい、せっかくいれた美味しい飲み物も台無しになってしまいます。
また、清潔に気持ちよく使うためには毎日のちょっとしたお手入れも大切です。
- 電気ポットの中の水を1日1回以上は入れ替える
- 使わないときは電気ポット内の水を捨てて乾燥させる
ミネラルウォーターを使っている場合は?
ミネラルウォーターを使っている場合も洗浄頻度は同じでいいのかな?
電気ポットでお湯を沸かすときにミネラルウォーターを使っている場合は、水道水を使う場合より短い期間での洗浄が必要です。
電気ポットの内側についてしまう白い汚れは水道水やミネラルウォーターに含まれるミネラル分が結晶化したもので、ミネラルウォーターは水道水より多くのミネラル分を含んでいます。
そのため、水道水よりも白い汚れができやすくなってしまいます。
洗浄頻度を抑えたいなら、ミネラルウォーターよりも水道水を使うのがオススメです。
頻度はわかったけど、どうやって洗浄したらいいのかな?
電気ポットの汚れは大きく分けて2つあります。汚れの原因と有効な洗浄方法を見ていきましょう‼
電気ポットの洗浄が必要な汚れは水垢とホコリや手垢!
構造が複雑で洗浄が難しそうな電気ポットですが、汚れの原因は大きく分けて2つあります。
- 内側につく「水垢」
- 外側につく「ホコリ」や「手垢汚れ」
それぞれがどんな汚れなのか細かく見ていきましょう。
電気ポットの「内側」の汚れの原因
まずは電気ポットの内側の汚れの原因について見ていきましょう。
電気ポットの内側には水を入れるため主に「水垢」が付着してしまいます。
水垢ってよく聞くけれど、どんな汚れなの?
水垢は水道水やミネラルウォーターに含まれるミネラル分が結晶になったものです。
濡れているとあまり目立ちませんが、乾いた状態や汚れが溜まってくると白く跡が見えるようになります。
ミネラル分が結晶となった水垢は放置してしまうとなかなか取れなくなってしまいます。
また、水垢は通常の洗剤では落としにくいため、見て見ぬふりをして放置してしまいがちです。
ついつい見て見ぬふりをしてしまっている方も多いのではないでしょうか。
電気ポットの「外側」の汚れの原因
次は電気ポットの外側の汚れについて見ていきましょう。
電気ポットの外側が汚れてしまう原因はホコリや人が触るためについてしまう手垢汚れなどです。
キッチンなど設置場所によっては油がはねて電気ポットがベトベトになる原因になってしまうことも。
ホコリと油汚れが一緒に付くと固まってしまい、さらに洗うのがが大変!
つぎはそれぞれの汚れにあった洗浄方法を見ていきましょう。
電気ポットの内側の洗浄はクエン酸でピカピカに
電気ポットの内側についた「水垢」にはクエン酸が有効です!
クエン酸の酸は水垢を分解して落としてくれるんです。
- クエン酸
- 適量のお水
- スポンジやブラシ
必要なものはたったこれだけ、クエン酸は100均などでもお手軽に購入できます。
洗浄は難しくないのかな?
とても簡単ですよ。洗浄の詳しい手順も説明していきます。
電気ポットの内側の洗浄方法
クエン酸を使った電気ポットの内側の洗浄方法を説明していきます。
内部に目安のラインがあるので、ラインまで電気ポットに水を適量入れて、クエン酸を投入します。
クエン酸は水1リットルに対して大さじ1が目安です。
クエン酸のパッケージに目安の使用量が書いてる場合はそちらを参考にしてみてください。
電気ポットに水とクエン酸を入れたら、さっとかき混ぜクエン酸を溶かします。すべて溶けたら、お湯を沸かしていきます。
その後、保温にして1時間~3時間ほど漬け置きしておきましょう。
なぜすぐにお湯を捨てて洗浄しないの?
クエン酸は漬け置きすることで汚れや水垢を分解し、汚れを浮き上がらせてくれます。
汚れが浮き上がると軽くこするだけで簡単に水垢を落とせちゃうんです。
漬け置きが完了したらお湯を捨てて、スポンジやブラシで内部を優しくこすり洗浄しましょう。
硬いブラシやメラミンスポンジは内部を傷つけるため避けましょう。
内部がきれいになったら、内部をすすぐため再度お湯を沸かします。
お湯が湧いたら、注ぎ口の洗浄のためコップなどにお湯を注ぎます。
注ぎ口をすすぎ、残りのお湯は捨てたら電気ポットの内部の洗浄が完了です!
これで簡単に電気ポットの内側を洗浄できちゃいます。
もっと簡単に洗いたいという方は、電気ポットの洗浄専用のクリーナーを使うのもいいですよ。
クエン酸がないときはお酢で代用
クエン酸が家にない!代用できるものはあるのかな?
今すぐ洗浄したいけどクエン酸がお家にない場合は、お酢で代用できます。
電気ポットを確認してみたら、すぐに洗浄したくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も長年洗浄していなかったため電気ポットの中を確認した時は、「こんなに汚れた電気ポットでお湯を沸かしていたなんて」と衝撃でした。
お酢はクエン酸と同じ酸性なので、水垢を分解し汚れを浮かせてくれます。
お酢を使う場合も、クエン酸と一緒なので簡単に洗浄できますよ。
お酢は10倍希釈になるように入れてください。
これなら、なかなか使い切れないお酢も活用できちゃいます。
電気ポットの洗浄は重曹も大活躍!油汚れもスッキリ
電気ポットの外側にはいつの間にかホコリが溜まっていたり、手垢や油でベタベタになっていませんか。
ベタベタになってしまった油汚れを掃除するのは大変ですよね。
そんな電気ポットの外側は「重曹」できれいにしましょう!
- 重曹(小さじ1杯)
- 水(100ml)
- キッチンペーパーや歯ブラシ
- ふきん
重曹は油を分解し、浮き上がらせてくれるのでベタベタな油汚れも簡単に落とせます。
重曹を使った外側の洗浄方法
洗浄方法はたったの3ステップなので、簡単にできちゃいます。
まずは電気ポットの大きさや汚れ具合に合わせて、水に重曹を溶かします。
割合は水100mlに対して重曹小さじ1程度。
クエン酸と同様にパッケージに使用量が記載されている場合は、そちらを参考にしてみてください。
重曹を水に溶かせたら、キッチンペーパーに浸して電気ポットを拭いていきます。持ち手も汚れやすいので忘れないように!
汚れが酷いところは念入りに拭きとり、きれいにしていきましょう。
全体がきれいになるまで拭けたら、しっかり絞ったふきんで水拭きして完了です!
たったこれだけで、ホコリや油などで汚れた電気ポットの外側もきれいにできます!
汚れが溜まってしまうと落ちにくくなるので、こまめに洗浄するのがポイントです
まとめ
- 電気ポットの洗浄は1~3ヶ月に1度の頻度で行うのがオススメ
- ミネラルウォーターを使う場合は水垢が付きやすいため、頻度は水道水より高くなる
- 電気ポットの内側は「水垢」、外側は「ホコリ」や「手垢・油」が汚れの原因
- 電気ポット内側の「水垢」は、クエン酸やお酢での洗浄が有効的
- 電気ポット外側の「ホコリ」や「手垢・油」は重曹が有効的
- 汚れが溜まると落ちにくくなるためこまめな洗浄がオススメ
- 汚れが落ちにくい場合は何度か繰り返す
電気ポットの洗浄頻度と方法をご紹介しました。クエン酸や重曹を使うことで洗うのが難しそうな電気ポットも、意外と簡単にできちゃうんです。
ぜひこの記事を参考にして、毎日のお手入れや洗浄をしてみてください♪
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