マイクロファイバータオルに、こんなお悩みはありませんか?
- 水を吸わないから使いにくい
- どうしたら水を吸うようになるの?
タオルの「洗濯の仕方」と「使い方」を見直すことで吸水しやすくなりますよ。
基本は、中性洗剤のみを使った低温乾燥とぽんぽん拭きがおすすめです。
私もマイクロファイバータオルのペタっとする感じが苦手です。「吸水性」が売りのはずなのに、なぜうまく水を吸わないのでしょうか?
水を吸うようになる対処法を知れば便利に使えるようになりますよ!
- 水を吸わないときの対処法(洗濯の仕方と使い方)
- 吸水性が一番のメリット
- おすすめの使用法
水を吸いやすくするために、マイクロファイバーの特徴や気をつけたほうがよいこともご紹介しますね♪
マイクロファイバータオルが水を吸わないときの洗い方
マイクロファイバータオルはどうすれば水を吸うようになるの?
まずは洗濯の仕方を見直してみましょう。うまく水を吸わない原因がひそんでいることがありますよ。
ここではマイクロファイバータオルが水を吸わないときの「洗濯方法のコツ」を紹介しますね。
- 洗濯ネットを使用する
- 中性洗剤で洗濯する
- 柔軟剤を使わない
- 乾燥機や直射日光は避ける
- パタパタして繊維を起こす
洗濯ネットを使用する
マイクロファイバータオルは、洗濯ネットに入れることをおすすめします。
なぜなら、繊維が細かくてギザギザしているため、ほかの衣類を傷つけたり、静電気を起こしやすいからです。
マイクロファイバーにはタオル以外にも、毛布やガウンなどの商品もあるので、静電気が頻繁に起きやすいことも覚えておくほうがよさそうですね。
中性洗剤で洗濯する
マイクロファイバータオルは繊細な素材なので、おしゃれ着などの中性洗剤で洗濯をしましょう。
中性洗剤には強い洗浄力はありませんが、その分、手肌や素材を傷める心配がありません。軽い汚れなら落とせるんです。
ふきんの取り扱いの裏にも、小さな文字で「中性洗剤で洗ってください」と書いてありました。
そんな大事そうなこと、もっと大きな文字で書いてくれてもいいのよ…。
柔軟剤は使わない
柔軟剤を使用すると繊維をコーティングしてしまうので、水を吸わない原因になる可能性があります。
洗濯の際は中性洗剤のみを使用して、タオルの吸水性を維持しましょう。
乾燥機や直射日光は避ける
マイクロファイバーは化学繊維でできているので熱に弱いです。
乾燥機や直射日光は避けましょう。高温の乾燥機や太陽光線は、繊維を劣化させてタオルの性能を低下させるおそれがあります。
タオルを低温で自然乾燥させると、タオルの寿命を延ばし、吸水性を保つことができますよ。
パタパタして繊維を起こす
干す直前と乾く前にパタパタすることで繊維が起こせます。
繊維が立つと、その分吸収力が上がるので、ぜひ試してみてください。
洗い方で吸水性に違いが出るか実験してみた!
ちょうど家に掃除用に買っておいたマイクロファイバーふきんがあったので、いろいろと実験をしてみました。
中性洗剤を使ったときと、使わなかったときで違いはでるのでしょうか。
まずは中性洗剤を入れて、白いふきんのみ洗ってみます。
部屋干しをして乾いたので、吸水性の実験をしてみました!(※紫のふきんは中性洗剤で洗っていません。)
どちらのふきんも、水滴を上からぽんぽんと軽くおさえてみました。
結果は…、新品のふきんだったので今回はそこまで違いはでませんでした。あらら(汗)
マイクロファイバータオルの上手な使い方
「洗濯の仕方のコツ」に続いて「使い方のコツ」を紹介しますね。
タオルの使い方も見直してみて!
ゴシゴシとこするのではなく、上からポンポンとおさえるようにしてみましょう。
後述しますが、マイクロファイバーの繊維は細かくてギザギザしていて、吸水しやすいんです!なので、上からそっとおさえるだけで吸水してくれますよ。
拭き方で吸水性に違いが出るか実験してみた
せっかくですのでこちらも先ほどのマイクロファイバーふきんで実験してみました。まずは料理用バットに水を吹きかけます。
左側をゴシゴシと上から下へ拭いてみました。右はポンポンとおさえるだけにしてみました。
左側の上から下へこすって拭いたほうは、マイクロファイバーの繊維のあとが残っているのに対し、右側はきれいに吸水してくれました。
マイクロファイバーは繊維が細くてギザギザしてるぶん、柔らかいものは痛めやすいので使い方には気をつけなければいけませんね!
バスタオルでもポンポン拭きをしてみた
我が家にある、「ペタつく感じが嫌で1回でお蔵入りしたマイクロファイバーバスタオル」もせっかくなので使ってみました。
ゴシゴシと拭くのを我慢してポンポンと拭いてみたら結構吸収してくれましたよ。でも背中側のポンポン拭きは難しかったです。
色々試してダメなら寿命かも!
マイクロファイバータオルは、適切に使用しても劣化を避けられない場合もあります。
約3ヶ月くらいで定期的に交換すると吸水性が落ちずに快適に使用できますよ。
一般的に、マイクロファイバータオルの寿命は綿のタオルに比べて短いというデメリットがあります。
マイクロファイバータオルの繊維が非常に細かいため、頻繁に使用&洗濯を繰り返すことで繊維がほとけやすくなってしまうんです。
洗濯方法を見直したり、使い方を見直しても水を吸わない場合は、寿命かもしれませんね。
マイクロファイバータオルは吸水性が一番のメリット!
マイクロファイバータオルって他のタオル素材と比べてどんなメリットがあるの?
マイクロファイバーのメリットは「繊維」が他のタオル素材と異なる点です。特に吸水性に優れています!
マイクロファイバータオルの特徴を知って、なぜ吸水性に優れているのかを理解しましょう!
- 化学繊維なので軽い
- 吸水性が高い
- 乾きやすい
- 汚れを吸着しやすい
化学繊維なので軽い
マイクロファイバーは、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維から作られています。この化学繊維はとても軽いという特徴も持っています。
吸水性が高い
化学繊維から作られているので、繊維の断面がギザギザしていて細かな隙間があることも特徴のひとつです。この特徴のおかげで、水分をすぐに吸収します。
乾きやすい
繊維に多くの隙間があることで、速乾性にも優れています。冬場でも乾きやすいのがメリットです。軽く絞っておけばすぐに乾きます。
汚れを吸着しやすい
また、この繊維は非常に細かく、なんと人間の髪の毛の100分の1ほどしかありません!そのため、マイクロファイバーは「静電気」が発生しやすくホコリを吸着しやすいんです。
つまりマイクロファイバーは、繊維が軽くて細かくてギザギザしているため、高い吸水性と速乾性があり、汚れを落としやすいんですね!
マイクロファイバータオルのおすすめの使用法
ところで「マイクロファイバー」と一言でいっても、品質によっても吸水性は異なってきます。
今やマイクロファイバータオルは100均でも購入できるものから、用途に合わせたものまで様々な種類が販売されています。
マイクロファイバータオルの特徴を活かした、おすすめの使用法を紹介しますね。
- キッチンでふきんとして使う
- 髪の毛を自然乾燥させてドライヤー時間を短縮
- 掃除用に使う
キッチンでふきんとして使う
キッチンでふきんとして使う場合には、洗剤なしの水拭きでもよく汚れが落ちますので、キッチン周りの油汚れにはゴシゴシこすって大丈夫です。
髪の毛を自然乾燥させてドライヤー時間を短縮
お風呂あがりにタオルドライをするなら、マイクロファイバータオルは最適です。
ぬれたタオルで髪を拭き続けるとまたタオルから水分が戻ってしまいますが、吸水力の高いマイクロファイバーなら水分が髪に戻る心配はありません。
ぬれた状態の傷みやすい髪をタオルでゴシゴシすると、キューティクルが剥がれてダメージを受けやすくなります。
マイクロファイバータオルで髪を優しく包むように巻いて、しばらく置いておけばドライヤーの時間も短縮することができるのでおすすめです。
掃除用に使う
最近は、手袋型のマイクロファイバーなど色々なタイプのマイクロファイバーが販売されています。
手袋型はブラインドカーテンなどを掃除するときに便利ですよね。
ほかにも、鏡や家電の手あか汚れ、洗車後のふき取りなど様々な場面で掃除用具として使うことができます。結露のふき取りにもおすすめです。
我が家ではコンロ掃除として利用して使い捨てにしてしまっているのですが、最後はトイレ掃除として利用するのもいいですね。
まとめ
- マイクロファイバータオルが水を吸わない場合は、タオルの洗濯の仕方と使い方を見直すとよい
- タオルの洗濯は、柔軟剤を使わずに中性洗剤のみで行い、乾燥機も使わないようにする
- タオルの拭き方は、ゴシゴシとこするのではなく、上からポンポンとおさえるようにする
- マイクロファイバーは化学繊維でてきていて、繊維の断面がギザギザしていて細かな隙間があることが特徴
- 高い吸水性と速乾性、汚れも落としやすいというメリットがある
- おすすめの活用法は、キッチンふきんや髪の毛を乾かすときのタオル、掃除用品など
今回はマイクロファイバータオルが水を吸わないときの対処法、気をつけること、メリット、おすすめの使用法についてまとめてみました。
そして特徴を消してしまうNGなことをやってしまうと、水を吸わないというメリットを発揮できなくなることも分かりました。
どの品質のマイクロファイバータオルをどの場面で利用するかを検討する際の参考にしてみてくださいね。
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