お気に入りの木のスプーンの、お手入れ方法に悩んでいませんか?
- 長く使っている木のスプーンがカサカサしてきた
- オイルでお手入れしてみたいけど方法がわからない
- お手入れにはどんなオイルが使えるの?
木のスプーンは汚れを落としたあと、オイルでコーティングすることで、ツヤがよみがえります♪
私はカサカサになった木のスプーンを捨ててしまっていたので、もっと早くお手入れ方法を知りたかったなと後悔しました。
この記事では、普段のお手入れ方法ややってはいけないことも紹介しているので、木のスプーンを長く使うことができます。
- オイルを使ったお手入れ方法
- 普段のお手入れとやってはいけないこと
- 木製食器のメリット・デメリット
それではさっそく、オイルを使ったお手入れ方法を見ていきましょう!
木のスプーンのお手入れには、木製食器用オイルもおすすめ。
体にも安全なミネラルオイルなので安心して使えます。
木のスプーンの手入れはオイルで!使える種類も紹介
油が抜けてカサカサしてきた木のスプーンは、オイルを使ってお手入れすることができます。
- クルミ油
- エゴマ油
- 亜麻仁油
- オリーブオイル
- 木製食器用オイル
特に「クルミ油」「エゴマ油」「亜麻仁油」は乾性油という乾きやすい油のため、乾くとサラサラになるのでオススメです。
また、木製食器のお手入れ用のオイルも販売されているので、これらを活用するのもいいでしょう。
オイルを使ったお手入れはどうやったらいいのかな?
オイルを使ったお手入れ方法を詳しくご紹介します!
オイルを使ったお手入れ方法
オイルを使った木のスプーンのお手入れ方法は以下の通りです。
- 表面の傷や汚れを落とす
- オイルでコーティングする
たったこれだけで簡単にお手入れできて、長持ちさせることができます。
詳しい手順も見ていきましょう。
①表面の傷や汚れを落とす
特に気になる傷や汚れがある場合は目の細かい紙やすりで、こすって落としましょう。
木目に沿ってこするとやすりで削った跡が目立ちにくくなるのでおすすめです♪
②オイルでコーティングする
やすりでこすって表面をきれいにしたら、オイルをコーティングしていきます。
オイルはキッチンペーパーなどに染み込ませて、全体に塗り込みましょう。
オイルをなじませたら、余分なオイルを拭き取ってしっかりと乾かします。
カサカサになった木のスプーンは新しいものに買い替えていましたが、こんなに簡単にメンテナンスできるなんて驚きました。
木のスプーンなど木製食器には様々な塗装方法がありますが、オイル塗装のものは特にお手入れが必要です
次は木のスプーンの塗装方法について詳しくご紹介しますね。
木のスプーンの塗装方法
木のスプーンの塗装方法は主に以下の3種類があります。
- ウレタン塗装
- ラッカー塗装
- オイル塗装
それぞれの塗装方法の特徴を詳しく見ていきましょう。
ウレタン塗装・ラッカー塗装
ウレタン塗装やラッカー塗装は木の表面に膜を作る塗装方法です。
膜を作ることで水や汚れが染み込みにくくなり、汚れや水に強くなります。
オイル塗装に比べると水に強く、お手入れも基本的には不要のため、気軽に使うことができます。
オイル塗装
オイル塗装はオイルを染み込ませる方法のため、ウレタン塗装やラッカー塗装に比べると耐久性が低くなります。
また、使用しているとオイルが剥げてしまうため、メンテナンスが必要となります。
オイル塗装の木のスプーンは定期的にオイルを使ったお手入れをしてくださいね
お手入れしても木のスプーンは不衛生な気がして不安
正しいお手入れを行っていれば不衛生にならず、安心して使うことができます♪
次は、普段のお手入れ方法を詳しくご紹介しますね。
木のスプーンは汚い?普段のお手入れも解説
木のスプーンは汚いと思っている方も多いかもしれませんが、普段のお手入れなどに気をつければ衛生面でも安心して使うことができます。
木は水分をよく吸う性質があるため、食べ物の汁や洗剤などが染み込んでいないか不安になってしまいますよね。
私もステンレス製のスプーンに比べると汚いのかなと不安に感じてしまいました。
しかし、毎日のお手入れ方法を見直すと、衛生的に長く使うことができます!
普通に洗うだけではダメかな?
普段のお手入れ方法も詳しくご紹介します。
毎日のお手入れのポイント3つ
毎日のお手入れは以下の3つに気をつけてください。
- 使ったらすぐに洗う
- やわらかいスポンジと中性洗剤を使う
- 水気を拭いてよく乾かす
毎日のお手入れのポイントを詳しく見ていきましょう。
①使ったらすぐに洗う
使い終わった木のスプーンはすぐに洗うようにしましょう。
汚れがついたまま放置してしまうと、シミやカビの原因となってしまいます。
水につけ置きなどはせずにすぐに洗うのがおすすめです。
特にオイル塗装のものは水にも汚れにも弱いので注意が必要。
②やわらかいスポンジと中性洗剤を使う
木のスプーンは傷がつきやすいため、やわらかいスポンジと中性洗剤を使って洗いましょう。
たわしや研磨剤などは傷がつくため避けてください。
オイル塗装のものは洗剤を使うと、オイルが抜けてしまいやすいので汚れが酷くない場合は、水洗いでもいいですよ。
③水気を拭いてよく乾かす
木のスプーンは水に弱いため、洗い終わったらしっかり水気を拭き取り乾燥させます。
底などに水が溜まってしまうとカビの原因になるため、濡れたまま水切りかごなどにいれるのは避けたほうがいいでしょう。
木のスプーンはカビてしまって汚いと思っていたので、しっかり水気を拭いて乾かすことで安心して使えますね♪
他にもやってはいけないことがあるのかな?
長く使うためにやってはいけないこともご紹介しますね。
木のスプーンでやってはいけないこと6選
木のスプーンでやってはいけないことは以下の6つです。
- 長い時間水につける
- 漂白剤を使う
- 直射日光に当てる
- 電子レンジを使う
- 食洗機で洗う
- 冷蔵庫に入れる
それぞれのやってはいけないことを詳しくご紹介します。
①長い時間水につける
木は水を吸うと膨らみ、乾くと縮むという性質を持っています。
長い時間水につけてしまうと、木のスプーンが水を吸い形が歪んでしまったり、乾いたときにひび割れてしまったりしてしまいます。
乾くのに時間がかかってカビの原因にもなってしまいます。
②漂白剤を使う
木のスプーンに漂白剤を使ってしまうと、木の色が抜けてしまいます。
また、漂白剤の成分を吸い込んでしまう可能性もあるため使用できません。
カビやシミは漂白剤で洗えないため、普段から気をつけて使いましょう!
③直射日光に当てる
直射日光に当ててしまうと、反りやひび割れの原因になってしまいます。
乾かすときは風通しの良い日陰がおすすめです!
私も日光に当てたほうがよく乾くかなと思って、日当たりのいい場所に置いていましたが、ダメだったとは驚きました。
割れたりしたことはないのでこれから気をつけようと思います。
④電子レンジを使う
木のスプーンは温度変化に弱いため、電子レンジで温めてしまうと歪みやひび割れの原因となってしまいます。
ウレタン塗装のものには電子レンジ可と表記されているものもあるので、使う前に説明書を確認するのがおすすめです。
⑤食洗機で洗う
食洗機は長時間、高温と水にさらすことになるため、木のスプーンにダメージを与えてしまいます。
我が家も普段の洗い物は食洗機を使っていますが、木のスプーンや木の器などは手洗いをしています。
手で洗うことでなんだか愛着も湧いて大切に使える気がしますよ♪
⑥冷蔵庫に入れる
冷蔵庫の中は乾燥していて温度も低いため、ひび割れてしまう可能性があります。
また、他の食材や料理の匂いが移ってしまう可能性もあるため注意が必要です。
意外と知らずにやってしまっていたことも多かったので、長く使うためには気をつけなくてはいけないなと思いました。
木のスプーン以外の木製食器もオイルを使ってお手入れできるのかな?
木製食器のお手入れ方法やメリット・デメリットもご紹介しますね。
木製食器もオイル仕上げで!メリット・デメリットも
木のスプーン以外のお皿やカッティングボードもオイル仕上げすることで、長く使うことができます。
木のスプーンと同じように、木製食器もカサカサとしてきたらオイル仕上げでお手入れを行いましょう。
- 表面の傷や汚れを落とす
- オイルでコーティングする
クルミ油などの乾性油やオリーブオイルを使ってお手入れすることでお気に入りの木製食器も長く使うことができます♪
温かみがあって魅力的な木製食器には様々なメリットがあります。
木製食器のメリット
木製食器を使うときのメリットは以下の3つがあります。
- 熱伝導率が低い
- 軽くて割れにくい
- 木のぬくもりを感じられ、リラックスできる
木製食器は熱伝導率が低いため、断熱・保温性に優れています。
温かいスープを飲む時など、器やスプーンは熱くなりにくいため飲みやすいですが、しっかり保温されるため、温かいまま楽しむことができます。
冬場は特に木の器やスプーンを使うとほっこりできますよね
木製食器にはメリットだけでなくデメリットもあります。
木製食器のデメリット
木製食器を使うときのデメリットは以下の3つがあります。
- お手入れ方法を間違えるとカビやひび割れが起きる
- 高温に弱い
- においや汚れを吸収しやすい
先ほども説明した通り、木製食器には気をつけるポイントもあります。
お手入れ方法に気をつけることでカビやひび割れは防ぐことができるので、あまり心配しすぎずなくてもいいでしょう。
まとめ
- 木のスプーンはオイルでお手入れできる
- オイルでのお手入れは表面の汚れを落として、コーティングする
- お手入れに使えるオイルは「クルミ油」「エゴマ油」「亜麻仁油」「オリーブオイル」「木製食器用オイル」
- オリーブオイルはべたつくので薄く塗る
- 木のスプーンに「ウレタン塗装」「ラッカー塗装」「オイル塗装」などの塗装方法があり、お手入れ方法も異なる
- 木のスプーンは普段のお手入れなどに気をつけることで衛生的に長く使うことができる
- 普段のお手入れは、使ったらすぐにやわらかいスポンジと中性洗剤で洗い、水気を拭いてしっかり乾かす
- 木のスプーンでやってはいけないことは「長時間水につける」「漂白剤を使う」「直射日光に当てる」「電子レンジを使う」「食洗機で洗う」「冷蔵庫に入れる」
- お皿やカッティングボードなどの木製食器もオイルでお手入れできる
- 木製食器のメリットは「熱伝導率が低い」「軽くて割れにくい」「木のぬくもりを感じられ、リラックスできる」
- 木製食器のデメリットは「お手入れ方法を間違えるとカビやひび割れが起きる」「高温に弱い」「においや汚れを吸収しやすい」
木のスプーンのオイルを使ったお手入れ方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
取り扱いが難しそうな木のスプーンですが、お手入れ方法に気をつけることで、衛生的に長く使うことができます♪
木のスプーンのお手入れに困っている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
お手入れのオイルに迷ったら、木製食器用のオイルも販売されていますよ。
オイルでお手入れしてお気に入りの木製食器を長く使いましょう♪
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