日々の成長を楽しみに育てている、大事な観葉植物。ふと見ると…
葉や幹の周り・土の周りを小さなコバエが飛んでいる!!
見つけてしまうと気になってしかたがないですよね。衛生的にも、視覚的にも気になってしまうコバエの存在。
わが家にも5種類ほどの観葉植物がありますが、やはり複数のコバエが飛んでいます。さてどうしたらいいのでしょうか。
観葉植物の土の中で発生しているなら、土を水没させたり、化粧砂を使ったりする方法がありますよ!
観葉植物が発生源だった場合の対処や予防法以外にも、あなたの自宅をコバエから守るための対処法、私が実際に試してみてよかった方法をご紹介します。
コバエがいつのまにか家の中にいて不快に思っていませんか?
こちらの商品でしたら、一日ワンプッシュすれば、殺虫効果から発生の予防効果もありますよ。
コバエ発生源を特定したら観葉植物の対策と予防を!
発生源が観葉植物と特定できたら、対策と予防をしましょう。
私もコバエに悩んだ時期がありました。基本的に観葉植物の周りを飛んでいるので、気になってしかたありません。
- 対策
- 土を思い切り水没させよう
- 表面は赤玉を敷き詰める
- 予防
- 受け皿に水を残さない
- 水はけがいい土を使う
- 化粧砂上にのせて土が見えないように
- 風通しがいい場所を確保
では、コバエの発生源が土の中の場合の対策と予防を詳しく見ていきましょう。
対策①土を思い切り水没させよう
コバエの発生源をなくすのに効果的な方法は、『土を水没させる』です。
私は基本観葉植物の水やりは、土がカラカラになるのを待って、外に全部出してホースから直接水をかけます。
土の中の水を入れ替えをする気持ちで与えるように心がけています。
でもこれだけでは、コバエはなかなかいなくなってくれません。
そこで鉢をバケツに入れて目いっぱい水を注ぎ込み2時間ほど放置しました。
すると土のなかにいたであろうコバエが水没して発生源が全滅したことがあります。
湿っぽいところが好きなコバエですが、水量を多めに浴びると飛べなくります。
土の中に卵を産まれてしまっている場合でも効果的ではないでしょうか。
対策②表面は赤玉を敷き詰める
土に卵が産まれてしまっている可能性がある場合は、表面の土を少し取りのぞき、赤玉を敷き詰めるのが良い方法だとされています。
なぜなら、赤玉はコバエが好む栄養分を含んでいないからです。
土をまるごと交換するのが適切ですが、土の交換時期ではなかったり、土の交換ができる環境でない場合は表面を取り除きましょう。
続いては、コバエが観葉植物に寄り付かないような予防策をご紹介しますね。
予防策①受け皿に水を残さない
受け皿に水を残さない。これが鉄則になります!
私もついやりがちなのが、植木鉢の受け皿に与えた水が残ったままの状態にしておくことです。
雨が多い日が続くと、この受け皿に残った水が腐り、衛生環境を悪くさせます。
受け皿の水は、数日そのままにしていると、変色したりにおいのもとにもなってしまいますよね。
受け皿に水が溜まるときは、水を捨てるかふき取るようにしましょう。
予防策②水はけがいい土を使う
水はけがいい土を使うことで、余分な水分を素早く排出してくれます。
自分でブレンドするのは大変なので、観葉植物専用の土を使用するのが一番です。
園芸用の土に比べてとても軽く、専用に作られているので、間違いありません。
予防策③化粧砂を上にのせて土がみえないように
土を交換できない時期には化粧砂を土の上にのせるのもいいですよ。
化粧砂の種類は様々で、形が細かいものから大きいものまであります。
土の周りにかぶせるように砂をひくので、観葉植物がおしゃれに見えます。
さらに土からのコバエの発生を止めることができます。
化粧砂の上から水を与えることも可能です。
赤玉と用途は似ていますが、おしゃれに見えてかつコバエを発生させないようにできる、化粧砂を使うのも手かもしれませんね。
予防策③風通しがいい場所を確保
風通しが良いところに置き、程よく土の中を乾燥させた状態にしましょう。
どうしても水分が多い状態が続くとコバエが発生しやすいためです。
はじめから水はけが良いタイプの土を使用するのもオススメ。
水やりのタイミングが難しいところではありますが、私は土がカラカラで指につかないあたりで一気に水分を与えるようにしています。
対処法や予防策をその状況に応じて実践し、観葉植物を守りましょう。
コバエの発生源は観葉植物以外にもある!
コバエの発生源は観葉植物の土の中以外にもあります!水回りやすきまから入ってきている可能性もありますよ。
いつ、どこからやってきているの?!
いつの間にか、出てきてうんざりしちゃいますね。まずはコバエの発生源を知るところから始めましょう!
そもそもコバエって何者なの?!
実はコバエにも種類があるんです!特に観葉植物に周りをうろうろしているコバエをご紹介しますね。
観葉植物を購入した土の中に潜んでいる場合も
よく見落としがちな発生源は、観葉植物を購入したときから土の中に潜んでいる場合です。
コバエは虫なので土が棲み処。購入した時には、まさかコバエが住み着いていると判断はできないですもんね。
この観葉植物のまわりでよく飛んでいるなあ、と鉢をそこから見てみるとコバエが大量にいた!ということも。
観葉植物の土は、植物が丈夫にそだつように栄養素がたくさん含まれている土もあります。
コバエにとっては居心地のいい空間になりますね。
コバエの発生源は水回り!水分が大好き
コバエは水分が大好き。台所やふろ場の水回り以外にも、湿った状態が発生源になることも。
台所やふろ場の水回り、外の水たまりなど様々なところが発生源になります。
梅雨や雨が続く日や、水の与えすぎなど、水っぽい状態が続くとどうしても発生しやすくなりがちです。
観葉植物の受け皿に溜まっている水は定期的に処理していますか??
そのままにしていると受け皿の水分に寄ってくる可能性がありますよ。
発生源がわからないと思っていたら、意外なところからコバエが出てきましたね。
コバエの発生源は小さなすきまから侵入
コバエは身体がとても小さいですよね。それゆえ、少しの隙間から侵入してくるようです。
コバエが侵入してくる主な場所は以下の通りです。
- 網戸
- 換気扇
- エアコンの室外機
- 排水溝の溝
- 玄関や窓の開け閉め
網戸のわずかな隙間!!あの小さな網目さえも潜り抜けることも。そりゃわからない間に侵入されるわけですね。
次に入りやすいのは換気扇。換気扇を掃除すると換気扇フィルターにコバエ以外の小さな虫の死骸を良く見かけますよね。
しっかりとフィルターを貼っていても掃除のタイミングや換気量の強さで入ってくることが可能です。
エアコンの室外機も簡単に侵入されてしまうものの一つです。
室外機に水をはけさせるホースがついています。こちらがノーマークですと、コバエももちろんのこと。コバエ以外の大きい虫も侵入可能です。
排水溝も配管から侵入可能!!家の中にも排水溝はいくつもありますね。キッチン・洗面台・浴室。気づかないうちに、目に見えぬ場所から侵入してきます。
清潔に保たなければ、汚れやぬめりを見つけて発生しやすくなります。
そもそもコバエはどんな虫なのでしょう。観葉植物のまわりで発生するタイプを2種類ご紹介しますね。
コバエとは?観葉植物のまわりに発生するものは2種類
観葉植物のまわりで発生するタイプのコバエはキノコバエとチョウバエの2種類います。
実はコバエって、種類が異なる小さいハエたちの総称なんです。
繁殖力がすさまじく、1日で数百匹も産卵をするなんていわれてます!!それが同時に孵化したら・・・と考えたら恐ろしいですね。
家のなかで発生するコバエのタイプは4種類。そのうち観葉植物のまわりで発生するタイプのコバエを2種類ご紹介します。
①キノコバエ
- 色は灰黒
- 特徴は2mmほど大きさで活発に歩行‼
- 見た目はハエという感じがしない
- よく観葉植物の土のまわりを飛んでいるのを見かける
- キノコバエだけでも種類はなんと150種
②チョウバエ
- 色は黒色
- 特徴は2mmほどの大きさで、体全体が毛で覆われている
- よくお風呂やトイレにも出現するタイプで、湿地や水が多めのところを好む
- 夜型のコバエ
- チョウバエの種類は約50種
コバエの発生源が分からない!それでもできる撃退法
次にコバエが発生源は分からないけど、発生した時の撃退法を5つ紹介します。
結局家の発生源が分からない!!でもいなくなって欲しい!
虫嫌いでも大丈夫ですよ!専用のアイテムに頼る健全な対処方法をご紹介します。
ワンプッシュタイプのスプレー
実は私、虫の種類ごとに部屋にワンプッシュすると虫がいなくなるスプレーを常備しています。
天井に向かってワンプッシュしておけばいいので、コバエを見つけたときに追いかけなくて済みます。
(スプレーを吸って落ちたコバエは掃除機やティッシュで取っちゃいましょう)
直接観葉植物に吹きかけるわけではなく、散布量も多くないため、安心して対処できます。
ミストタイプのスプレー
コバエ駆除用の専用ミストスプレーはもちろんですが、アルコールやエタノールでも効果を発揮します。
またミストタイプですので、床や台・鉢にかかってもサッと拭き上げるだ!!
広範囲に汚れることもなく、手入れも楽だなと思います。
私も見かけたら、近くに置いてあるアルコールスプレーをシュッとかけちゃます。
(もちろん観葉植物の近くではかけないようにしています)
置き型のコバエ取り
コバエの習性を活かして捕獲する置き型のトラップアイテム。
置き型タイプですと観葉植物の近くにおいても、植物の直接的な害がないため安心して対処できますね。
安全な手作りの置き型トラップ
なんと家にあるもので簡単に捕獲剤を作れるのをご存じでしたか?SNS上で話題になった【めんつゆトラップ】!!
発生源が分からない場合でも、引き寄せればいいのです!!お酢でもOKのこと、作り方をご紹介します。
- めんつゆOR酢
- 同量の水
- 食器用の洗剤(数滴)
- ペットボトル
ペットボトル下半分をカットし、めんつゆOR酢・同量の水・食器用洗剤をペットボトル内で混ぜ合わせ、観葉植物の近くに置きましょう。
水分に浸かってしまった身体は洗剤の力で飛べなくさせてしまうとのこと。
これは簡単に作れますね。安全で手軽な対処方法だと思います。
一人暮らしの男性でも、主婦の方でも、年齢性別問わず揃う材料ではないでしょうか。
やっぱり安心♪無害な食虫植物
薬や防虫剤に頼ること気になってしまう・・
コバエがとれたとしてもその処理がいや・・・
観葉植物にとっても無害で、駆除したコバエの処理をしなくてもいい救世主がいますよ。
やっぱり頼れるのは食虫植物ではないでしょうか!!
ガバっと口を開けているタイプもいれば、つぼのような形の食虫植物もあり、お好きな種類を探してみるのはいかがでしょうか。
かれらも観葉植物。一緒にそだてながらコバエの対処をお願いしてもいいですね。
いかがでしたか?虫嫌いさんでも直接触ることはないので、コバエ対策アイテムは十分、力になってくれますよ。
まとめ
- 観葉植物に入ったコバエの対処法は、鉢ごと水没させる、表面の土を赤玉を敷き詰める
- 予防法は、受け皿に水を残さない、水はけのいい土を使う、化粧砂を上にのせて土を隠す、風通しのいい場所におく
- コバエの発生源は、観葉植物の購入時に土の中に潜んでいた、水回り、小さな隙間から侵入
- 観葉植物の周りを飛ぶコバエの種類はキノコバエとチョウバエ
- コバエの発生源が分からなくても撃退するには、コバエ退治のワンプッシュスプレーやミストタイプのスプレー、置き型コバエ取り、めんつゆトラップなどを利用しよう
- 食虫植物をおいて、コバエを食べてもらうという手もあり
いかがでしょうか。大事な観葉植物をコバエから守る方法は数種類あるため、一番環境にあう方法を試してみてください。
観葉植物をより大事に、大切にそだてるためには適切な環境が一番ですね。
万が一発生した場合でも、対処や予防の情報を知っているだけでも安心です。
私もコバエから観葉植物を守り、日々の成長を楽しんでいこうと思います。
置き場所がないとお困りではないですか?
とても小さい容器なのに、200回も使用できます!コスパがとてもよく、場所も取らないので、おすすめです。
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