プラスチックについた水垢の落とし方にお悩みではありませんか?
- 洗っても、乾くと白く浮き出る水垢を何とかしたい
- プラスチックに傷をつけずに水垢を落としたい
プラスチックについた水垢はクエン酸で簡単に落ちますよ♪
お風呂場などで目にするプラスチック製品の白い水垢汚れ。
ほおっておくと、知らず知らずのうちに頑固な汚れとなり、スポンジでこすっても落ちなくなってしまいます。
この記事では、私が実際にやってみた水垢の落とし方を紹介していきます。
- クエン酸で水垢を落とす方法
- みかん水で落とす方法
- クエン酸で落ちない水垢の落とし方
こびりついた頑固な汚れを落として、プラスチック用品を清潔に使いませんか?
色々な用途に使えるものを買いたいと思っているなら、こちらおすすめですよ!
お掃除以外にも、飲み物、美容などいろいろと利用できます。
プラスチックの水垢の落とし方はクエン酸におまかせ!
プラスチック用品の水垢の落とし方には、クエン酸が効果的です。
ここでは、おすすめのクエン酸の使い方と注意点などをご紹介しますね。
- クエン酸水に浸す
- クエン酸スプレーをする
- クエン酸を使うときの注意点
- 水垢が付着する原因
- 水垢落としの便利アイテム
水垢はアルカリ性の性質があり、酸性の洗剤が使われるのですが、最近は環境に優しいものを使う人が増えているようです。
クエン酸はお掃除用のほかに食品としても売られているので、コップや洗面器などのプラスチック用品にも安心して使えるのが良いですね。
クエン酸水に浸す
まとめて「クエン酸水」に浸しておくことで、水垢を浮き上がらせ、強くこすらなくても汚れを落とすことができます。
まずは私が実際に試した方法をお伝えしますね。
浴槽に20㎝程度のお湯をためる
お風呂のお湯にクエン酸1カップを入れ溶かす
水垢を落としたいものを浴槽に入れる
そのまま浸けおきする
※2時間を目安
スポンジで軽くこすり水洗いしたら水気を切る
クエン酸水に浸すことで、たいていの汚れはきれいに落ちます。
しかし、クエン酸水に浸しても汚れが落ちない場合は、蓄積した汚れが石灰化している可能性があります。
次に頑固な水垢汚れの落とし方をお伝えします。
クエン酸水スプレーをする
長い間蓄積した水垢汚れは石灰化しているため、クエン酸水に浸しただけでは落ちません。
固くなってしまった水垢を柔らかくするために、クエン酸水の濃度を高くしてスプレーを作ります。
スプレーボトルに、水200ml、クエン酸小さじ1を入れる
汚れにキッチンペーパーをかぶせ、スプレーを吹きかける
※汚れがひどい場合は多めに
そのまま30~90分放置する
浮き出た汚れをスポンジでこすり、水洗いをして水気を切る
クエン酸を使う時の注意点
クエン酸は酸性のため、塩素系漂白剤と一緒に使ってはいけません。
「混ぜるな危険!!」という表示があるように、酸性のクエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると有毒ガスが発生して危険です。
洗剤にはそれぞれ用途があり、性質も異なります。日ごろから複数の洗剤を混ぜて使うことはオススメできません。
どうしても使いたい場合は、しっかり洗い流して、さらに時間をおいてから使うと良いでしょう。
実は先日、水垢を落とそうとクエン酸水をスプレーしている途中、ふと赤カビに目がいきました。
カビには塩素系漂白剤を使っているので、つい、塩素系漂白剤をスプレーしてしまったんです!!
はっと気づき、すぐにシャワーで洗い流し、急いで浴室から出たのですが、思い出すとゾッとします。
無理せず、その日に何をやるかを決めてから取りかかるようにしています。
また、肌の弱い方は肌荒れ防止のためにゴム手袋を着用することをオススメします。
水垢が付着する原因
プラスチック用品に水垢が付着するのは、水滴がついたままになっていることが原因です。
表面の水分が蒸発し、水道水に含まれるミネラル成分が残り、水垢となります。
プラスチックについてすぐの水垢なら、スポンジでこするだけで落ちますが、時間が経つと落ちにくくなってしまいます。
では、落ちにくい頑固な水垢を落とすアイテムについて紹介します。
水垢落としの便利アイテム
プラスチックの水垢を傷をつけずに落とせる便利なアイテムはメラミンスポンジです。
メラミンスポンジは合成樹脂でできたスポンジで、普通のスポンジでは落ちない汚れも軽くこするだけで落とすことができます。
ただ、メラミンスポンジは汚れを研磨して落とすので、使わない方が良いものもあります。
プラスチック製品でも絵柄の部分に使用すると色落ちしてしまいます。
また、くもり止め加工された鏡やコーティングされた床などに使うと、表面が削られてしまいますので、十分な注意が必要です。
メラミンスポンジは洗剤を使わずに汚れを落とせるので安全なものです。
小さいお子さんやペットのいるご家庭では、なるべく自然のものを使いたいという方もいらっしゃるでしょう。
自然のものを使った水垢の落とし方を紹介していきますね。
プラスチックの水垢の取り方はみかんの皮でも!
みかんの皮に含まれる成分には3つの働きがあり、水垢の取り方にも活躍してくれます。
- リモネン(油汚れなど、酸性の汚れに)
- クエン酸(水垢など、アルカリ性の汚れに)
- ペクチン(革製品などのつや出しに)
みかんの皮にはクエン酸が含まれているので、水垢落としに大活躍です。
食べ終わったみかんの皮を捨てずにとっておくと、お子さんと一緒に楽しくお掃除できますね。
お掃除しながら気分転換もできる、みかんの皮を使った水垢の取り方を紹介していきますね。
みかんの皮で直接こする
みかんの皮の内側の白い部分で汚れが気になる部分を直接こする方法もあります。
皮に含まれたクエン酸が水垢汚れを落とし、内側の白い部分が汚れを吸収してくれるので、プラスチックに傷をつけずに水垢を落とすことができます。
ただ、外側のオレンジ色の部分をプラスチックに使うのはオススメしません。
それは、油汚れを分解する働きがある一方で、ポリエチレンを溶かしてしまうからです。
みかんの皮の表面でこするとプラスチックが解けてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
みかん水を使う
「みかん水」は、気になる汚れにシュッとひと吹きするだけの便利アイテムです。
食べ終わったみかんの皮と水だけで作る「みかん水」の作り方を紹介します。
鍋に、水400ml、みかんの皮4個分を入れる
※みかんの皮は500円玉大にちぎって入れると良い
中火に10分ほどかける
冷めたらザルでこし、スプレーボトルに詰める
みかん水は冷蔵庫で保管し、2週間を目安に使ってください。
みかん水を使った水垢の取り方は、前述したクエン酸スプレーと同じです。こちらを参考にしてください。
- キッチン周りの油汚れ
- 電子レンジの庫内やグリル
- 床のワックス仕上げ
プラスチックの水垢落とし以外にもいろいろな使い道があるみかんの皮ですが、注意点もあるので紹介します。
みかんを使うときの注意点
前述したとおり、みかんの皮で直接プラスチックの汚れを落とす時は、内側の白い部分を使うようにしましょう。詳しくはこちら。
掃除にみかんを使う時は、みかんの色がついたり日焼けしたりする恐れがあるので注意が必要です。
みかんを使う場合は、白い部分には使わないようにしましょう。また、日焼けの恐れがあるので、日の当たる場所へ使った後は、水でしっかり流すようにしましょう。
また、外国産のオレンジを使う場合は、残留農薬の可能性もあるので注意が必要です。
次に、クエン酸で汚れが落ちないと感じたときの対処法をお伝えしていきます。
プラスチックの水垢が落ちないときは重曹が便利
クエン酸を使ってもプラスチックの表面が白く曇ってしまったら、それは水垢ではなく、皮脂と油脂の汚れです。
水垢を落とすクエン酸ですが、皮脂や油脂は落ちないので、そんなときは重曹が便利ですよ。
- 重曹水スプレーをする
- 重曹をふりかける
クエン酸では落ちない汚れに重曹を使ってみました。私が実際にやってみた重曹での汚れを落とす方法をお伝えします。
重曹水スプレーをする
重曹水スプレーの作り方をご紹介します。重曹は水に溶けやすいので、簡単に作ることができますよ。
用意するものは、スプレーボトル、水、重曹、食器用洗剤のみです。
スプレーボトルに、水100ml、重曹小さじ1、食器用洗剤小さじ1を入れる
汚れにたっぷり吹きかけてキッチンペーパーなどでフタをし、1時間ほど放置する
古ハブラシなどで汚れをこすり、水で流す
また、人体に無害なのも安心ですね。じかに触っても問題ありません。
次に重曹の発泡する性質を活かした汚れ落としを紹介していきます。
重曹をふりかける
重曹水では落ちない頑固な汚れには、重曹を粉のまま使うと良いですよ。頑固な黄ばみ汚れが一発で真っ白になりましたよ。
用意するものは、お風呂用の洗剤と重曹です。
プラスチック製品にお風呂洗剤を吹きかける
お風呂洗剤を吹きかけた上から重曹を粉のままふりかける
古ハブラシなどでしっかりこすり1時間程度放置しておく
1時間ほど放置したら水で洗い流す
プラスチック以外にも水垢を簡単に落とせる方法
プラスチック以外にも水垢汚れが気になる場所はありますよね。
キッチンや洗面所、トイレなど、水垢の悩みがつきものの水回りの汚れを簡単に落とせる方法を見ていきましょう。
- 落ちにくい汚れには水垢専用スポンジ
- 汚れの種類別の洗剤の選び方
- 水垢を防ぐには
落ちにくい水垢の落とし方と水垢を簡単に防ぐ方法を見ていきましょう!
落ちにくい汚れには水垢専用スポンジ
クエン酸や重曹を使っても落ちにくい汚れには、水垢専用スポンジが便利です。
ウロコのように白くこびりついている水垢は、専用スポンジでこすると簡単に落ちますよ。
洗剤を使わずにこするだけなので、食べ物を扱うキッチンや家族が使う洗面所も、安心して掃除ができますね。
プラスチックや陶器、ステンレスなど、素材によって使えるスポンジが異なるので、表示をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
ほとんどが百円ショップで取り扱っているので、誰でも簡単に手に入ります。
用途別に揃えたり、ストックしておいたりするのも良いですね。
汚れの種類別の洗剤の選び方
頑固なこびりつき汚れがスルッと落ちる方法があれば、お掃除がラクになると思いませんか?
汚れには種類があり、それぞれ性質が異なります。汚れの性質に合わない洗剤をたくさん使っても汚れは落ちません。
汚れの性質を知って、用途に合った洗剤を選ぶことが簡単に落とすコツです。
まずは、アルカリ性の汚れにはどんなものがあるか見ていきましょう。
水垢
石けんカス
尿石
電気ポット内の汚れ
水垢や石けんカス、電気ポット内の汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸が力を発揮してくれます。
プラスチックのように表面がツルツルしたものでも、一度こびりついた水垢は簡単には落ちません。
調理器具や食器などの飲食物と関連するものは、人体に無害なものを使って綺麗にしましょう。
クエン酸と混ぜて使うなら、重曹はごく弱アルカリ性のため、併用に問題はありません。
次に、酸性の汚れにはどんなものがあるかを見ていきましょう。
油汚れ、食べこぼし
手垢、皮脂
湯垢
血液
食べこぼしや血液は酸性の汚れなので、アルカリ性の油汚れ用洗剤や塩素系漂白剤が効果的です。
ただ、塩素系漂白剤は色を落として白くするので、色柄物にはお使いいただけません。酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
汚れの種類を知ると簡単に汚れを落とすことができますね。
水垢を防ぐには
水のある場所では知らず知らずのうちについている水垢。
そもそも、水垢がつくのを防げないかしら?
お風呂場など水滴のつく範囲が広い場合は、百円ショップで購入できるハンドワイパーが大活躍してくれます。
水を払うだけで簡単に水滴が払えるの水滴が払えるのでを洗う手間が省け、水垢がつくのを簡単に防止できます。
まとめ
- プラスチックについた水垢の落とし方にはクエン酸が効果的
- クエン酸を水に溶かした「クエン酸水」で水垢を浮かせて落とす
- クエン酸は酸性のため、塩素系漂白剤と一緒に使ってはいけない
- プラスチックの水垢を落とす便利アイテムはメラミンスポンジ
- みかんの皮には3つの働きがあり、水垢の落とし方にも使える
- 皮脂と油脂の汚れには重曹を使うと良い
- ウロコのように白くこびりついている水垢には専用スポンジがよい
- 汚れの性質に合った洗剤を選ぶのがよい
- 重曹はクエン酸と併用しても問題ない
- 水滴を拭いておくと水垢になりにくい
キッチンのシンクや洗面所、お風呂場、トイレなどの水回りで気になっていたプラスチックについた水垢の落とし方を実際にやってみました。
これまでいくら頑張っても落ちなかった水垢汚れ。汚れの性質に合った洗剤を選ぶことがお掃除への近道だと知れてよかったです。
こびりついていた頑固な水垢汚れを落としたので、我が家の水回りはまぶしいくらいきれいになりました。
水回りがきれいになると運気アップにつながると言われています。
この記事をお読みいただいたあなたも、水垢落としにチャレンジして、きれいな水回りを実感してくださいね。
クエン酸にも種類があること知っていますか?結晶クエン酸よりクエン酸分子が多く入っているのが「無水クエン酸」です。
せっかく使うなら、効果の高い無水クエン酸を使ってみませんか?
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